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【スタバ】“自分らしく生きる”を応援する夏企画でLGBT授業を支援【企業CSR】

LGBTQ+

みなさん、こんにちは一條心です。
今日はスタバから夏にぴったりの限定商品とLGBT支援に関する素敵な取り組みのご紹介です。

スタバ、冷たいドリンクで色が変わるカップを発売

 スターバックス コーヒー ジャパンが「カラーチェンジングコールドカップセットNOFILTER」を4月19日にスターバックス オンラインストア限定で発売し、売上の10%を、中高生らが性の多様性について学ぶ授業を届ける「レインボー学校プロジェクト」の実施に寄付することを発表しました。(Out Japanより引用)

さすが、CSR先進企業のスタバ、単なるLGBTQブームに乗った海外の関連グッズ輸入販売ではありません。スターバックスジャパンとして、きちんと日本市場向けにも、LGBT支援団体である認定NPO法人ReBitと協力し、中身のある活動をされています。スターバックスジャパンとRebitとの提携は2020年から始まっており、今回の寄付も校内のLGBT理解促進とセーフスペースづくりを目的とした『レインボー学校プロジェクト』の実施費用に当てられます。昨年は実際に中高3校で出張授業を行い、スターバックスの社員を含めたLGBT当事者やアライの方が登壇して、多様性を考える授業を行われたとのことです。
このような企業のCSR活動は、企業の限られた手持ち予算の範囲で、ほそぼそと行うことが多いです。それこそ企業のウェブサイトや冊子などに記載する為に、最低限のことだけで、やってる感をだしてる企業がほとんどです。今回のキャンペーンは、限定商品販売を軸にした企画にすることによって、消費者からの認知も獲得できますし、活動資金の足しにもなりますし、スタバにとっても、Rebitにとっても、そして学校内にいるLGBTQの学生当事者にとってもメリットがあり、WIN-WIN-WINのキャンペーンと言えますね。

“自分らしく生きる”を応援する。スタバのダイバーシティ&インクルージョンの考え方とは?

スタバのダイバーシティ&インクルージョンを象徴する店舗として、東京都国立市に聴覚に障がいのあるパートナー(従業員)を中心に運営される『スターバックス コーヒー nonowa国立店』があります。みなさん、ご存知でしたか?海外にも数店舗同様のコンセプトのお店があります。
大上段から耳障りのいいキャッチフレーズを呼びかけるだけの活動ではなく、企業の中から自分事として、スターバックスとして取り組めることは何かを常に考えて実践しています。こんなことを言うと、うちはスタバのような大企業じゃないのでリソースがない、予算がないという企業の声が聞こえてきそうですが、事業運営社として、ある程度活動をマネタイズして、サステインさせる方法は当然考えようがあると思います。結局、どれぐらい真剣に取り組んでいるか、トップにその意識があるのか、が大きな違いと言えそうです。

NO FILTER -すべての個性が、素晴らしい

最後にスタバのダイバーシティ&インクルージョンを紹介しますね。素敵なショートクリップも用意されています。

コーヒーを飲みに来た人も、働いているパートナーも。
みんなが自分らしくいられる場所を作りたい。
自分の可能性を信じ、一緒に育んでいきませんか。
Let’s take this journey together.

スターバックスのダイバーシティ&インクルージョン – NO FILTER –
スターバックスは、互いに心から認め合い、誰もが自分の居場所と感じられるような文化をつくることを大切にしてきたという。“多様性”と“人間らしさ”を求めるダイバーシティ&インクルージョンのテーマは、「NO FILTER」。先入観や思い込み、偏見を持たず、人種、年齢、性別、役割や雇用形態、障がいの有無、個人の価値観などの違いを超えてすべての人を温かく迎え入れ、認め合い、そして一人ひとりが自分らしくいられることへの思いを込めているとのことだ。(スターバックス プレスリリースより)

▶企業のLGBTQに関する取り組みとして、ユニクロの新CMの紹介してますので、よければ合わせて御覧ください☺

『女性カップルの日常がテーマ』 ユニクロ新CMに見るブランド戦略
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