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【選挙前に知っておきたい】現役LGBT議員一覧【最新】

LGBTQ+

大家好!一條心です。

前回の記事で「同性愛者で足立区が滅びる」炎上から半年、足立区が爆速でパートナーシップ制度開始!で政治に声を届ける大切さとその難しさについてお話しました。

みなさん、そもそも日本にLGBTQを公表している政治家がいるのかご存知でしょうか?

普段からSNSをフォローしている議員さんも何名かいるのですが、全国では思ったより多くのLGBTQを公表して活躍されている現役議員さんがいました。では、さっそく見ていきましょう。

【性的マイノリティ等であることを公表している議員】

 

さっそくですが、一覧です。

 

レズビアン 水戸市議会 滑川友理(立憲民主党)
衆議院 尾辻かな子(立憲民主党)
盛岡市議会 かとうまい
ゲイ    中野区議会 石坂わたる
長岡京市議会 小原明大(日本共産党)
参議院 石川大我(立憲民主党)
FTM    入間市議会 細田智也(国民民主党)
MTF    亀岡市議会 赤坂マリア
北海道議会(札幌市東区) 渕上綾子(立憲民主党)
新宿区議会 依田花蓮
新宿区議会 高月真名 (日本共産党)
世田谷区議会 上川あや
A、X   町田市議会 東友美(立憲民主党)
(現職議員を集計、2019年9月現在)(LGBT政策情報センター調べ)

 

国会議員としては、衆議院の尾辻かな子議員、参議院の石川大我議員の2名。

他地方自治体に11名、実際にはもう少しいらっしゃるかもしれませんね。

どうでしょう、多いと感じますか?少ないと感じますか?

めちゃくちゃ少ないです!

LGBTQの人口については各種調査で幅がありますが、よく引用される電通の調査では人口の8.9%とされています。

日本に議員って何人いるかご存知ですか?国会は皆さん馴染みがあると思いますが、衆議院は465人、参議院は245人で合計710名です。710名×8.9%≒63名・・・潜在的には60名程のLGBTQの方がいてもおかしくない、でも公表して活動されている現役議員さんは上記お二人だけですね。

地方自治体の議員となれば、もっと多くて、正確な数字がないようなのですが、ざっくり2万人程いるようです。ネット上で確認できるのが10名程です。数字で見てみると、政界に入る当事者が極端に少ないか、セクシャリティを公表せずに活動されている方がほとんどと言えそうです。

もちろんセクシャリティは個人のアイデンティティの一つでしかないので、政治家として何を目指されているかは人それぞれかと思います。ただLGBTQを公表されている方は、LGBTQが抱える社会課題の解決を主要な公約に掲げられている方がほとんどです。当事者としては公表する議員さんが増えれば頼もしい限りです。

ぼくらのヒーロー石川大我議員

参議院議員の石川大我氏をご存知でしょうか。僕たちの世代(20-40代ぐらい)のゲイにとってのヒーロー的存在です。

僕は彼が東京都豊島区議員時代に、豊島区に住んでいたこと存在を知りました。2002年に「ボクの彼氏はどこにいる?」というゲイ当事者の若い頃のココロの葛藤やカミングアウトについて書かれた本を出版されていて、彼の存在によって救われたゲイの当事者がたくさんいると思います。

初版は2002年ということで、もう19年の前になりますね。その頃からゲイを公表して活動されてきた方です。そんな石川大我さんが、豊島区議員になり、そして国会へ挑戦されると表明されたときには全国のゲイがこぞって応援しました。

参院選当選後に本人も仰っていましたが、「選挙はほぼ“同性婚”一本で全国比例区で当選させてもらった」と、全国の当事者の期待を一身に背負って活動されています。公約通り積極的に国会でも同性婚に関して発言されていますし、同性婚以外には、難民(入管法)問題についても昨今積極的に発言されていますね。

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